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タイ民間航空局(Civil Aviation Authority of Thailand:CAAT)は2022年6月23日、パイロット、航空管制官、フライトディスパッチャー(運航管理者)に対して、大麻の使用を禁止する通達を発表しました。
大麻禁止令は医療品にも適用され、違反者は5万バーツ以下の罰金に加え、免許の停止や取り消しのリスクに直面することになります。
タイの民間航空局Suttipong Kongpool局長は、タイでは大麻は合法化されているものの、大麻には神経系に影響を与える成分が含まれているとして、この通達を発表しました。
通達によると、航空医学研究所とタイ航空医学協会は、パイロット、航空管制官、フライトディスパッチャーによる大麻の使用は、公共の安全を危うくすると考えているとのことです。
声明では、大麻のすべての部位に神経系に影響を与える成分が含まれており、大麻の影響を受けている人が職務を遂行することができると主張するいかなる診断書も自動的に却下されると指摘しました。
■ประกาศ-กพท.เรื่อง-ห้ามผู้ประจำหน้าที่ปฏิบัติหน้าที่เมื่อใช้พืชกัญชา-พ.ศ.-๒๕๖๕.pdf
タイは6月9日より、大麻が麻薬リストから削除されました。しかしTHC含有量が重量の0.2%を超える大麻の抽出物は、今も変わらず麻薬扱いで違法となります。
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