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タイ国立開発行政研究院(NIDA; National Institute of Development Administration)の調査センター(NIDA Poll)は2022年6月19日、「6月9日からの大麻合法化」に関する世論調査の結果を発表しました。
調査は6月13日から15日まで、15歳以上の1,310人を対象に電話実施されました。
タイでは6月9日より、条件付きで大麻の栽培や使用が合法化され、麻薬リストから削除されました。これについて「収入を得ることができ、医療にも使える経済的な植物である」という理由で賛成が34.81%、「害よりも利用価値がある」という理由で賛成が23.7%でした。
一方で、「子供や若者に有害で、政府はその使用をコントロールできていない」として反対なのが24.98%、「健康に害がある」として16.56%が反対でした。
子どもや若者の大麻の不適切な使用を心配するかどうか尋ねたところ、「とても心配」が42.44%、「やや心配」が29.62%、「全く心配ない」が16.95%、「やや心配」が10.99%でした。
今後の大麻の使用形態について聞いたところ、「医療用」が34.05%、「娯楽用」が31.15%、「飲食物用」が22.21%、「販売用」が12.59%という結果になりました。
大麻の使用経験について尋ねたところ、「全く経験がない」が67.02%、「経験がある」が32.98%と回答しました。
経験者のうち、「大麻を吸ったことがある」は30.56%、「医療目的で使用したことがある」は21.06%、「栽培したことがある」は6.94%、「商業目的で大麻を使った製品を製造したことがある」は1.39%、「取引に関わったことがある」は0.23%でした。
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