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バンコク都のチャッチャート・シッティパン都知事は2022年6月13日、51歳の男性が大麻を過剰摂取(オーバードーズ)した後に心不全で死亡したと発表。これに対してタイ保健省アヌティン・チャーンビラクル大臣は、大麻を政治問題化するべきでないと述べました。
■大麻の過剰摂取で1人死亡、3人入院~新バンコク都知事が明かす
都知事は、バンコクで大麻の過剰摂取で4人が病院へ搬送され、その内1人が死亡したと明らかにし、バンコク都は、大麻の自由化がもたらす影響を懸念していると述べました。
なお、51歳の男性の死因は過剰摂取でなく、心不全であることが確認されていると伝えられています。また、米国疾病対策予防センターによると、大麻を過剰摂取することはできず、大麻の使用だけが原因で死亡したケースは報告されていないとのこと。
都知事の発表を受けて大臣は、「今回の報道には、何か裏があるのでは?。これは政治的な問題ではありません。大麻に関する法案が国会に提出されたとき、連立政権と野党の両方の議員から支持を得ました」と述べ、大麻合法化の目的は主に医療目的であることを改めて強調し、大麻の不健全な使用に対して警告を発しました。
タイでは6月9日より、THC含有量が重量の0.2%を超える大麻の抽出物以外が合法化。しかし娯楽目的の摂取は不可となっています。
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