バンコク銀行パーイ支店をオーバーステイの外国人男が襲撃、動機は不明

タイ北部の風景

チェンマイからメホンソンに向かう途中にあるパーイは、バスの休憩地。静かに過ごせるとタイの若者や外国人旅行者にも人気の観光地です。

そんなパーイの中心部にあるバンコク銀行パーイ支店（メホンソン県パーイ）で2022年6月1日夜、外国人の男（一部報道によるとロシアとカナダのハーフ）による襲撃が行われました。各報道が伝えています。

外国人の男は午後7時頃、バイクでバンコク銀行パーイ支店に乗り付け、石を投げるなどしてガラスドアやパソコンのモニター、デスク、プリンターなどを破壊しました。現金などは盗んでいません。

タイ警察パーイ署に逮捕された外国人の男は取り調べで、破壊行為を行ったことは認めましたが、動機については語っていません。また、外国人の男のバイクからは、合計25個の石が見つかっています。

なお、外国人の男の滞在期限は4月17日に切れており、オーバーステイで不法滞在中でした。

オーバーステイにおける入国拒否について

オーバーステイで出頭した外国人の場合
1.1 滞在許可最終日より数えて90日を超えて滞在した外国人は、王国出国後１年間は入国不可
1.2 滞在許可最終日より数えて1年を超えて滞在した外国人は、王国出国後3年間は入国不可
1.3 滞在許可最終日より数えて3年を超えて滞在した外国人は、王国出国後5年間は入国不可
1.4 滞在許可最終日より数えて5年を超えて滞在した外国人は、王国出国後10年間は入国不可

オーバーステイで逮捕された外国人の場合
2.1 滞在許可最終日より数えて1年を超えない滞在をした外国人は、王国出国後5年間は入国不可
2.2 滞在許可最終日より数えて1年を超えて滞在した外国人は、王国出国後10年間は入国不可

この法令は以下の場合には適用されない
（1）年齢が18歳になる前に王国を出国する外国人
（2）この政令が適用される前に王国を出国する外国人。