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タイ保健省は2022年5月30日、生の豚肉や内臓を提供している日本料理店が存在するとの情報拡散を受けて、改めて「生の豚肉の刺身(ซาซิมิหมูดิบ)を食べないでください」と呼びかけをしました。
先日、バンコク・シーロム地区の日本料理店で生の豚肉や内臓が提供されているとの情報が、Twitterを中心に拡散されました。それを受けて、SNSユーザーやメディアは、タイ保健省による「生の豚肉を食べることは感染症のリスクがあり、生の豚肉を食べるべきでない」との警告に再注目。「生の豚肉を食べて本当に大丈夫なの?」という意見が広がったようです。
そんな中でタイ保健省は2022年5月30日、生の豚肉には感染症の危険があるため、摂氏70度以上の熱で5分以上調理したものを食べ、生の豚肉を触った後は石鹸で手をよく洗うように呼びかけました。
タイ保健省によると、 未調理または調理不足の豚の内臓または豚の血液には、感染症にかかるリスクがあり、感染すれば発熱、頭痛、吐き気、嘔吐、発疹、下痢といった症状を示す人もいれば、心膜炎に感染する場合もあり、死に至る可能性のある重度の血流感染症を引き起こす可能性もあるとのことです。
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