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タイ最大級の日本総合展示会「バンコク日本博」を主催する株式会社ジェイエデュケーションと同開催実行委員会に所属し、インバウンドの地域誘客を目的としたデジタルマーケティング等の専門会社DHE株式会社は、タイ人を対象とした、アフターコロナにおける日本への旅行意思や時期などの調査を行い、2022年5月25日にその結果を発表しました。
【調査概要】
・対象:タイ王国在住タイ人(15~65歳)
・調査回答者数:491名(男119名・女372名)
・調査時期:2022年3月
・調査方法:インターネットによる質問~回答(選択肢)
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●調査結果から得られた知見(抜粋)
・日本への旅行経験は3回以上で60%以上
→リピーターが圧倒的多いとされるタイ人ならではの調査結果
・日本への旅行経験のない人のうち93%が日本への旅行意思有り
→一生に一度は訪れたい国のひとつである日本へのイメージ
・日本への旅行予定者は回答者全体の85%
→アフターコロナ期における旅行の意思有り
・日本への旅行時期は、回答者の約半分程度が年内を予定(10~12月が最も多い)
→渡航制限がなくなり次第でタイ人旅行者がいきなり増える可能性
・日本への旅行期間は1週間以上を予定しているが77%
→コロナ前の旅行期間よりも若干長くなっている印象有り
・日本への旅行時にしたいことは、「自然・観光地へ訪問」が最も多く、「地域のおいしいものを食べること」、「寺社仏閣・歴史文化施設へ訪問」、「地方地域(田舎)訪問」へと続く
→インバウンド客が急成長した時期の東・東南アジアからの旅行者は、主にショッピングが主目的となっていたが、旅行目的の多様化が進んでいると考えられる(「地方地域×食」へのチャンス到来の兆し)
・日本への旅行計画のための情報収集方法は、圧倒的(86%)にインターネットを活用しており、中でもSNSの活用が過半数近くあった
→昨今のデジタル化の影響が大きく、SNS等のデジタルメディアの活用が誘客促進への大きな武器となる
・旅行スタイルは、個人旅行が圧倒的(87%)に多い
→旅行時の移動手段となる鉄道、レンタカー、バスなど利用頻度が高まる可能性
・利用の宿泊施設は、一般的なホテルが43%、格安、ゲストハウスなどが半数以上
→民泊や農泊などはまだ少数派(10%弱)だが、誰も体験したことのない旅行スタイルを好むタイ人にとって今後の伸びしろとも考えられる
・日本への旅行予算は、4~6万タイバーツ(149,979~224,980円)が最も多く49%、6万タイバーツ(224,980円)以上で33%程度となる
→タイ王国の2022年の実質GDP成長率見通しを3.5%~4.5%(※)というコロナ前の見通しを据え置いたままで、楽観的な見方が強い。旅行での消費金額がここ数年増加傾向。
※タイ国家経済社会開発委員会(NESDC)より
・日本への旅行の同行者は、「家族(37%)」が最も多く、「友人(28%)」「恋人(22%)」へと続く
→少数派ながら「一人旅」が13%程度あり、旅行を趣味にしている、または自由きままな旅、自身の興味関心を深める旅などが考えられる
→日本同様に韓流ブームがタイ王国でも席巻していることから「韓国」がトップにランクインしている理由のひとつとして考えられる
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2022年9月2日から4日の3日間、サイアムパラゴン5階ロイヤルパラゴンホールで『バンコク日本博2022』を開催します。
バンコク日本博は、2015年からバンコク中心のショッピングセンター「サイアムパラゴン」内、ロイヤルパラゴンホールで年1回開催しており、3日間の開催期間でのべ約10万人を動員。トラベル・食・コンテンツ・伝統工芸・美容健康・モノ・留学・就職・パフォーマンスの分野から250団体が出展、出演しているタイ最大級の日本総合展示会です。
●バンコク日本博2022概要
・主催:株式会社ジェイエデュケーション・バンコク日本博2022実行委員会
・日時:2022年9月2日(金)・3日(土)・4日(日)
・会場:サイアムパラゴン5階ロイヤルパラゴンホール
URL:https://online.nipponhaku.com/exhibition/
出展・協賛企業を募集しています。(2022/7/31迄)
●タイ進出ビジネスサポートデス
バンコク日本博に連動して主催者自ら旅行商品造成販売を行い、出展する団体の旅行造成販売を手掛けると共に、協力企業との連携でインバウンドPR支援、タイ拠点設立支援、人材紹介、マーケティング支援など多角的にタイ進出のサポート体制を構築、今後増加が見込まれるタイ市場進出企業の要望に対応します。
URL: https://online.nipponhaku.com/support/
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