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短距離や渋滞時の移動に便利なバイクタクシー(バイタク、タイ人はモタサイと呼びます)。さらに、お使いやちょっとした手伝いをも頼むこともできる便利でありがたい存在です。 そんなバイクタクシーの運転手が財布を拾い、落とし主からの謝礼を断ったことで、非常に誠実であると話題になっています。
2022年5月21日(土)朝、バイクで仕事に向かう途中に財布を無くした39歳のプリ―チャさんは、紛失届けを出すためにバンコク・チャトチャック区のプラチャーチュン警察署を訪れました。
その時に警察署にいたのが、バイクタクシー運転手のソムヌックさん。ソムヌックさんは乗客を乗せている時に道に落ちている財布を見つけ、乗客の立会いのもとに中身を確認し、財布に貴重品が入っていたため警察署に届けに来たところでした。
プリ―チャさんがソムヌックさんが届けた財布を確認すると、キャッシュカード、IDカード、運転免許証、現金4000バーツが手つかずの状態であり、本人確認を経て、プリ―チャさんのもとに戻されました。
喜んだプリ―チャさんは、財布を拾ってくれたソムヌックさんに謝礼金として500バーツを渡そうとしましたが、ソムサックさんはそれを固辞し、エナジードリンク2本のみを受け取ったそうです。
プリ―チャさんは、今でもまだ良い人がいるのだと嬉しく思い、この話をみんなに広めたいと思ったのだとか。
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