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タイ警察は2022年5月5日、漁船での強制労働に関与した容疑で、7人を逮捕しました。タイ国営メディアNNTが伝えています。
タイ警察は、サムットプラカン県、ノンタブリ県、チャンタブリ県で家宅捜索をし、漁船での強制労働に関与した容疑で漁船の船長、漁船の所有者、人身売買のブローカー5人、合わせて7人を逮捕しました。
家宅捜索は、2021年9月3日にマレーシアから送還されたタイ人労働者3人に関する調査を受けて実施されました。これらの労働者は、他国の海域で違法に漁業を行う漁船で働くよう人々を勧誘する人身売買の被害者でした。
警察によると、被害者たちは1日4時間しか休息がない状態で働かされ、支配力を保つために薬物を摂取させられていたといいます。命令に従わない者は、他の労働者への見せしめとして暴力を受けていました。
なお日本では5月28日(土)より、「海の奴隷」として漁業に従事させられている人々の過酷な姿と、彼らを救おうと奮闘するタイ人女性ティマ・タンプチャヤクルさんの命懸けの活動を追った映画『ゴースト・フリート 知られざるシーフード産業の闇』が公開されます。
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