夏の嵐はドンムアン空港の屋根を破壊する

バンコク・ドンムアン国際空港

2022年4月18日の夏の嵐により、バンコク・ドンムアン空港の新ターミナルの屋根が一部破壊され、一部の構造物に甚大な被害が発生しています。4月19日のタイ国営メディアNNTが伝えています。

NNTによると、SNSに投稿された写真には、夏の嵐による雨水の重みで座屈した、ドンムアン空港の新ターミナルの新築の屋根と壁が写っていました。

空港関係者によると、被害を受けたターミナルは、ツアー団体の到着ロビーとして建設されたもので、ドンムアン空港の第1ターミナルに隣接。屋根崩壊の時は、建物内には誰もいませんでした。

サックサイアム・チットチョープ運輸大臣は、1年前に完成したばかりで新型コロナウイルスの流行時には使用されていなかった新しい建物が崩壊した原因を、直ちに調査するようにタイ空港公社に命じています。

タイ気象局は4月18日、夏の嵐に注意をするように警告を発していました。

▼関連記事
4月16日～18日 タイ各地で雷雨や突風の「夏の嵐」の予報