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バンコク在住のTANAKAさんからの投稿です。
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「とうとうオレも逮捕されるときが来たか」と思ってしまうのは、何かやましいことがある人だけではないようです。
某日午後4時頃、入国管理局から来たという人達が4人(あるいは5人だったか)で家にやってきました。タイでは入国管理局を統括するのは警察なので、家に来た人たちは警察官です。
私の名前は田中。6年程前に早期リタイヤでタイ移住し、4年前にタイ人の今の妻と結婚。現在は、結婚ビザ(Thai Wife)を取得して、バンコク西部のタウンハウスで比較的平和に暮らしています。
2023年4月初旬、この日はとても暑かったので、私にしては珍しく昼間からビールを飲んでいました。平日の昼間からエアコンをキンキンに効かせた部屋で、寝転がってiPadの小さな画面で映画を見ながらビールを飲む。そんな夏休みのような幸せな時間に割って入って来たのが、入国管理局職員の人たちだったのです。
この時は妻も一緒に家にいたものの、とりあえず私だけ玄関へ。門の鍵は開けずに格子越しに話を聞こうとすると、目に入ってきたのが入国管理局職員の一人が持っていた、私の顔写真とパスポートの写真が印刷された書類でした。タイ文字の解読には時間がかかる私はそれを見て一瞬「まさかこれは逮捕状?オレもついに年貢の納め時か」と思ったものの、逮捕されるようなことをしでかした覚えもなし・・・。
タイ入国管理局、外国人がいるゲストハウス・アパート・民家を確認中
話を聞いてみると、偽装結婚ということもあるそうで、結婚ビザ取得者が、実際に結婚生活を送っているのか調査しているということでした。最近はタイ警察が不良外国人の摘発に熱心というニュースを度々見ますが、今回のビザ確認もその一環だったのでしょうか。
パスポートを確認してビザに問題がないことがわかると、最後に写真の撮影です。私は格子の内側でパスポートをカメラに向け、格子の外から撮影。妻とも一緒に撮るという話だったのですが、化粧でもしていたのか外に出てこずモタモタしている間に、「奥さんの写真は結構。問題なかったので我々は失礼します」と言って入国管理局職員の一行は去っていきました。
次に入国管理局職員が現れるのは、貴方の家かもしれません。
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