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タイ財務省は2022年4月1日、巨額の新型コロナウイルス保険の請求を受けて、財務的に困窮している2つのタイの保険会社であるSoutheast Insurance(อาคเนย์ประกันภัย)とThai Insurance(ไทยประกันภัย)の事業免許を取り消しました。両社は財務的に未払いの保険金を支払うことができないと宣言されたとのことです。
タイ保険委員会(Office of Insurance Commission:OIC)事務局長は、両者の株主が増資を拒否したため、財務大臣が事業を閉鎖せざるを得なくなったと述べました。
事務局長によると、2つの保険会社は、新型コロナウイルス保険に加入した多くの顧客からの保険金の請求のため、資産よりも負債が多くなり、免許取り消しを提案せざるを得なくなったといいます。
なお事業免許を取り消しは、新型コロナウイルス保険の契約者だけに影響し、他の生命保険や損害保険は他の保険会社に移管されているとのことです。
Southeast Insuranceはまだ130億バーツ、Thai Insuranceは46億バーツの補償を負っています。
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