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タイ首相府のトライスリー・トライサラナクン副報道官によると、タイ内閣は2022年3月29日、さらに3つの国立公園と野生動物保護区をASEAN遺産公園(ASEAN Heritage Parks)に登録申請することを提案する天然資源環境省の動議を承認しました。
ASEAN遺産公園に登録申請するのはルーイ県のプークラドゥン国立公園(Phu Kradueng National Park)、ペチャブーン県のプーキィアオ野生動物保護区(Phu Khiew Wildlife Sanctuary)と のナムナーオ国立公園(Nam Nao National Park)です。
プークラドゥン国立公園はペチャブーン山脈に位置し、全面積の98%以上を自然林が占めています。ここには、珍しい動植物や、カモシカ、マレーセンザンコウ、エロンガータリクガメなどの保護された野生生物が生息しています。
プーキィアオ野生動物保護区とナムナーオ国立公園は、全面積の96%以上が深い森で覆われており、地形や洞窟も多様性に富んでいます。また、珍しい花々やマーブルキャット、カモシカ、インドヒョウ、ウンピョウなどの保護動物が生息しています。
なお、タイには現在、7つのASEAN遺産公園があります。
・カオヤイ国立公園(Khao Yai National Park)
・タルタオ国立公園(Tarutao National Park)
・アオ・パンガー国立公園 スリン島とシミラン諸島(Ao Phang Nga National Park, Surin Islands and Similan Islands)
・ケーンクラチャン国立公園(Kaeng Krachan National Park )
・ハットチャオマイ国立公園とリボン島(Hat Chao Mai National Park and Mu Ko Libong islands)
・アーントーン島国立公園(Mu Ko Ang Thong National Park)
・カオソック国立公園(Khao Sok National Park)
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