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タイ健康促進財団(Thai Health Promotion Foundation)によると、タイでは2020年に交通事故で合計17,831人が死亡。これは1時間に2人が交通事故で亡くなったことになります。2022年3月26日にThai PBSが伝えています。
財団によると、死亡者の74%はオートバイ運転者とその同乗者で、特に同乗者の多くがヘルメットを着用していないために、事故で頭を打って死亡した例が多いようです。 オートバイに乗車する全員がヘルメットを着用すれば、死亡者数は36%減少する可能性があるとのこと。
財団は、タイの法執行の甘さが交通事故の多発の一因となっており、交通違反者の取り締まりは県によって異なると指摘。例えばターク県では飲酒運転の取り締まりが人口10万人あたり5,521件であるのに対し、パッタニー県やロッブリーではまったく取り締まりがなかったのだとか。またターク県ではヘルメット未着用で人口10万人あたり47,830人が報告されましたが、マハーサーラカーム県では54人でした。
2020年の調査結果によると、交通事故死者数が多い10県は、ラヨーン、ナコンナーヨック、チャンタブリ、チョンブリ、チャイナート、プラチンブリ、サラブリ、プラチュップキリカーン、ランプーン、スパンブリ。交通事故死者数が最も少ない10県は、アムナートチャロン、ヤラー、バンコク、サトゥーン、パッタニー、ナラティワート、メーホンソ ン、サムットソンクラーム、ノンタブリ、ウドンタニとなっています。
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