タイ民間航空局、タイの航空会社5社にボーイング737-800型機の徹底調査を指示

タイ民間航空局（The Civil Aviation Authority of Thailand：CAAT） は、中国東方航空のボーイング737-800NG型機墜落事故を受けて、ボーイング737-800型機を運航するタイの航空会社5社に対し、徹底した点検と運航の綿密な監視を行うよう通知すると発表しました。2022年3月25日にタイ国営メディアNNTが伝えています。

3月21日、中国東方航空MU5735便のボーイング737-800NG型機が、航行中に急激に高度が下がり墜落。中国東方航空は事故を受け、ボーイング737-800型機106機の運航を直ちに停止しました。

タイ民間航空局事務局長は、ノックエア、タイ・ライオン・エア、Kマイル・エア、タイ国際航空、タイ・サマー・エアウェイズの5社が保有するボーイング737-800型機26機の徹底調査を指示すると述べました。

なおタイ民間航空局事務局長は、今回の事故は技術的な不具合が原因である可能性があると示唆しています。