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新型コロナウイルスの感染拡大により2年間会っていないムンバイのインド人妻に会いに行くため、プーケットからインド洋をゴム製のディンギーで単独航海していたベトナム人男性が、タイの漁師に救助されました。
タイ海軍第3艦隊の海洋警備隊は2022年3月23日(水)、タイの漁船トロール船の船長から、海岸から約80キロ離れたアンダマン海域に、長さ約2.5メートルの黄色と青のゴム製のディンギーを発見したと無線報告を受けました。
船長の報告によると、ディンギーの中には男性が一人いて、船内にはいくつかの荷物、ほとんど空の飲料水タンク、インスタントラーメンのパックがありました。英語をほとんど話せない男性を海に放置しておくと危険だと思い、安全な場所まで牽引することにしたといいます。
ディンギーに乗っていたのはベトナム人男性(37歳)。ベトナム人男性は3月2日にホーチミンからバンコクに入り、さらにインド・ムンバイへ向かう予定でしたが、インドのビザがなくインド行きの便への搭乗は不可能でした。その後バスでプーケットに移動し、そこでゴム製のディンギーを購入し、インド洋を2000キロ横断してインドまで妻に会いに行こうと考えたとのだとか。
ベトナム人男性は、3月5日に出航。18日間も海に浮かんでいたと話しています。
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