スイス人観光客を殺害したタイ人男に死刑判決、終身刑に減刑

プーケット

プーケット裁判所は2022年3月16日、観光客のスイス人女性（当時57歳）を殺害したティーラワット・トティップ被告（28歳）に死刑を宣告。被告が犯行を認めたため、終身刑に減刑されることになりました。

殺害されたスイス人女性は、「プーケット・サンドボックス」でタイに入国。2021年8月3日に、プーケット県ムアン区のトンオーヨン滝（น้ำตกโตนอ่าวยน）で訪れました。

そこに現れたのが、野生の蘭を採集するために滝を訪れていた被告でした。被告はスイス人女性の首を絞めて意識を失わせ、無理やり水の中に頭部を沈めて殺害。その後、スイス人女性の体を岸まで引きずっていき、短パンと下着を脱がせ、近くにあった黒いビニールシートで遺体を覆いました。さらにスイス人女性のバッグの中にあった現金300バーツを奪って逃走したとのこと。

被告は数日後に逮捕され、殺人、強姦未遂、強制猥褻の罪で起訴されました。

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