チェンマイで野焼きが原因の山火事が多発、北タイの大気汚染が悪化

チェンマイの大気汚染の様子

チェンマイ県サンサーイ区で山火事が多発していることにより、北部地域の大気環境が急速に悪化しています。 これに対してプラユット首相は、様々な機関に火災を封じ込め、違法に火を放つ人々に対して法的措置を取るよう命じたました。2022年3月6日のタイ国営メディアNNTが伝えています。

タイ首相府タナコン・ウォンブンコンチャナ報道官は、プラユット首相が山火事の状況について報告を受けていると述べましたた。 関係機関は現在、軍部隊と協力し、炎がより広い範囲を包むのを防いでいます。 一方、地元の行政機関は、火災の見張りをする監視員を任命するよう指示されたとのこと。 これらの監視員は、農園を切り開くため、あるいは物資を調達するために火を起こそうとする地元の人々も監視することになります。

報道官によると、北部の大気汚染は今の時期がピークで、4月まで続きます。 主な大気汚染の主な原因は、人々が森林に火をつけたり、農地で草木を燃やしたりすることです。 首相は、差し迫った大気汚染に備え、法律を厳格に執行するよう地元機関にあらためて呼びかけました。

タイ政府は、違法に火を放つ者をを特定し、起訴する努力を行っています。