チャチョンサオ県に電気自動車用バッテリー試験センターを設立

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タイ自動車研究所（Thailand Automotive Institute : TAI）と日本貿易振興機構（Japan External Trade Organization : JETRO）は共同で、タイのチャチョンサオ県に電気自動車（EVs)）のバッテリー試験センターを設立します。2022年3月1日に、タイ国営メディアNNTが伝えています。

今回の動きは、萩生田光一経済産業相が1月にタイを公式訪問した際に、近代的な自動車産業の発展に関する2つの組織が署名した意向書に続くものです。この取り組みは、両国によるカーボンニュートラル（温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させること）への迅速な取り組みを支援することが期待されています。

タイ自動車研究所によると、バッテリー試験センターでは自動車や部品の試験サービスを提供。国際基準に従って、タイ工業規格協会の支援を得て、タイ自動車研究所とTUV SUD Thailand社の下で運営されます。TUV SUD社は、世界有数のEVバッテリーテスターです。

バッテリー試験センターは、3億バーツの初期投資を受けており、チャチュンサオ県サナームチャイケート区にあるAutomotive and Tyre Testing, Research and Innovation Center：ATTRICの3,000平方メートルの土地に設置され、3月中に稼働する予定です。