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タイ財務省物品税局(กรมสรรพสามิต、Excise Department)は、企業の負担を軽減するため、高ナトリウム食品に課す塩税の導入は、2022年中に実施されないと確認しました。タイ国営メディアNNTが伝えています。
塩税導入の理由は、タイ人の塩分の過剰摂取が明らかになったため。
世界保健機関(WHO)が推奨する1日当たりのナトリウム摂取量は2,000ミリグラム未満ですが、タイではその倍以上の4,000ミリグラムを超えるナトリウムを摂取していることが判明。 塩分の過剰摂取は心臓病や高血圧、腎臓病などの健康被害を引き起こす可能性があることから、タイ保健省は2025年までにナトリウム摂取量を30%減らすことを目標としました。
しかし、新型コロナウイルスの流行による経済悪化と生活費の上昇による人々の負担増があるため、2022年中の塩税導入は見送られました。
■Excise Department Will Not Introduce Salt Tax This Year|NNT
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