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2020年1月25日に発生したタイ東部ラヨーン県沖の原油流出事故による海洋汚染で、人々の間で周辺で漁獲されるシーフードを食べることに懸念が広がっていました。しかし、現在は安心して口に入れることができるようになったようです。
保健省サティット・ピトゥテチャ副大臣は、ラヨーンで漁獲された食材を食べる広報イベントで、シーフードの汚染に関する懸念に応えました。2022年2月8日のタイ国営メディアNNTが伝えています。
ラヨーンで漁獲された150のシーフードサンプルの検査を行った結果、鉛、カドミウム、水銀、ヒ素、有機ヒ素、および多環芳香族炭化水素の残留物について、全てが安全レベルだったとのことです。
当局は、 流出した原油は既に浄化されたため、ラヨーンで漁獲されたシーフードは、安全に消費できると保証しています。 今後も消費者の安全を確保するため、ラヨーンのシーフードのサンプルの検査を続けると明らかにしています。
なお、パイプラインから約47,000リットルの原油を流出を発生させたStar Petroleum Refining Plc (SPRC)のCEOは、影響を受けた全ての関係者に、会社を代表して謝罪しています。
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