タクシー乗車の外国人男性、運転手が排尿中に現金盗む

タイ南部プーケットで2022年1月30日、タクシー運転手の男性が排尿をしている間、車内で待っていた客の外国人男性から現金3600バーツを盗まれるという事件が発生しました。当初犯行を否定していた外国人男性は、車内カメラに映像が残っていることから犯行を認め、3600パーツを運転手に返し、400バーツを迷惑料として支払いました。

タクシー運転手はその日、スマホのタクシーアプリを介して外国人男性2人と外国人女性1人を、プーケット南部のラワイで乗車させました。150バーツの運賃で同じラワイ内のコンドミニアムに到着後、そのうちの外国人男性1人はそこで下りず、200バーツの運賃で他のコンドミニアムまで向かうことで同意したのです。

目的のコンドミニアムへの道中、タクシー運転手は静かな場所で停車し、外に出て排尿。その後、外国人男性を送ったとのこと。

ところが翌朝、タクシー運転手は車内から現金3600バーツが消えていることに気づきました。そこで車内カメラを確認すると、タクシー運転手が排尿のために運転席を離れている間に、外国人男性が現金を盗んで、ポケットに入れている姿が映っていたのです。

タクシー運転手は、その映像を警察に提供。外国人男性は当初犯行を否定していましたが、映像が残っていることを知り、犯行を認めました。

外国人男性が窃盗で逮捕されたという情報はなく、タクシー運転手に3600バーツを返却し、トラブルの迷惑料として400バーツを渡したと伝えられています。