ラヨーン県沖パイプラインの原油流出、メーランプーンビーチは閉鎖

© タイ海洋局

2022年1月25日（火）にタイ湾のラヨーン県沖のStar Petroleum Refining Plc （SPRC）が運営する海底石油パイプラインから原油が流出する事故が発生しました。

1月29日には原油が流れ着き、砂浜が原油で真っ黒となったラヨーン県のメーランプーンビーチは、大規模な浄化活動のために閉鎖になっています。

メー・ランプーンビーチはタイ国政府観光庁によると
「国内でも指折りの美しいビーチの一つとして知られています。約12kmも続く海岸線はやわらかなスロープを描き、西側の海岸では海水浴を楽しんだり、のんびりと過ごすには最適のビーチです。また、近くにあるバーン・コア・アオ村では、伝統的な漁村の生活を垣間見ることができます。」
という場所。

現在メーランプーンビーチは、3キロに渡って原油と濃縮分散剤で汚染されており、地元業者や漁師らに大きな影響が出ているとのこと。漁獲量が減少し、汚染を恐れて注文のキャンセルも相次いでいるようです。