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タイ食品医薬品局、娯楽目的の大麻使用の法案を起草

2022年1月25日 配信

タイ食品医薬品局、娯楽目的の大麻使用の法案を起草

タイ保健省食品医薬品局(Food and Drug Administration:FDA)は2022年1月24日、大麻の家庭での栽培と消費、および決められた場所での娯楽目的の使用を合法化するための法案を起草しました。


各報道によると食品医薬品局Paisarn Dunkum事務局長は1月24日、大麻を麻薬リストから除外するという保健省の決議に沿って、法案を起草したと述べました。

食品医薬品局の法案では、各都県の行政機関に栽培を報告することを条件に、自家消費用の大麻の栽培を認めているとのことです。ただし家庭での消費は医療目的のみとなります。

また大麻の商業栽培、輸出入、販売、広告に携わろうとする場合は、食品医薬品局の承認が必要となります。

法案では大麻の娯楽的使用については、決められた場所で可能になります。場所については社会的な背景に合わせて最適なものを選ぶそうで、一部報道によるとパタヤの観光事業者らはパタヤを大麻の「サンドボックス」にすることに関心を示しているのだとか。
※「サンドボックス」とは、現在プーケットなどで実施されている外国人旅行者受け入れのスキームで「決められたエリアのみ隔離無しで移動ができる」というもの。つまりここでは、大麻の娯楽的使用が認められる決められたエリアのことを「サンドボックス」と表現しています。

2月には、新法案に関する公聴会が開かれる予定です。

 

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