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現在、タイの全ての都県で新型コロナウイルス・オミクロン株が検出。2022年1月11日から17日までに分析された3,711サンプルの86.8%がオミクロン株であり、デルタ株はわずか13.2%でした。1月24日のタイ国営メディアNNTが伝えています。
期間中に海外からタイ入国した人から採取した1,437サンプルに限れば、96.9%がオミクロン株で、デルタ株はわずか3.1%でした。 国内感染例からの2,274サンプルでは、オミクロン株が80.4%を占め、デルタ株は19.6%でした。
タイ保健省医療科学局 (กรมวิทยาศาสตร์การแพทย์、Department of Medical Sciences)のSupakit Sirilak博士によると、新型コロナウイルスに繰り返し感染した人からのランダム分析により、以前の変異株に対する免疫は、オミクロン株を防ぐのに効果がないことが明らかになりました。しかし、オミクロン株の症状はデルタ株よりも軽いことが明らかになったとし、1月末までにタイでの新規感染は殆どオミクロン株によるものになると語りました。
なお、新規感染を1日1万人以下に抑えることができれば、重症患者数および死亡者数は減少の一途をたどるとのこと。 また、新たに深刻な変異が生じない限り、多くの専門家が予測したように、オミクロン株はパンデミックの終結に貢献するかもしれないと述べています。
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