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タイ農業・協同組合省畜産開発局は2022年1月11日、タイでアフリカ豚コレラ(ASF) が発見されたと国際獣疫事務局(OIE)に報告し、国際獣疫事務局がタイをアフリカ豚コレラ検出国として宣言したと明らかにしました。
アフリカ豚コレラとは、ASFウイルスが豚やいのししに感染することによる発熱や全身の出血性病変を特徴とする致死率の高い伝染病で、ダニによる媒介、感染畜等との直接的な接触により感染が拡大します。有効なワクチンや治療法はありません。
畜産開発局は、ラチャブリ県の6つの養豚場から196のサンプルを、ナコンパトム県の4つの養豚場と2つの食肉処理場から113のサンプルを採取。全ての国立動物衛生研究所で検査した結果、ナコンパトムの食肉処理場からの1つのサンプルがASF陽性でした。
なお、アフリカ豚コレラは人に感染せず、感染した豚肉も70℃以上でよく加熱すれば食べられるとのことです。
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