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ホテルの予約サイトやグーグルマップにある口コミ。実際の利用者の率直な意見が見られるため、ホテル選びの参考にしている人は少なくないでしょう。しかしタイでは批判的な口コミに対して、ホテル側が「法的措置を取る」と言い出すことがまれにあるようです。
人民弁護士財団事務局長のシトラー・ビアバンケード氏は自身のフェイスブックページで、カオヤイ国立公園のホテルが、ホテル予約サイト「agoda」に批判的な口コミを書いて6/10の評価を与えた女性に対して、300万バーツの訴訟を起こす可能性があると伝えたと明らかにしました。
彼女は2021年12月中旬、自身の経験に基づいて宿泊したカオヤイ国立公園のホテルについて「残念な施設、サービスの欠如、高額な料金」などの口コミを記載。その後、彼女のもとにホテルの弁護士から、「レビューを削除し、300万バーツの損害賠償を支払い、新聞5紙に7日間謝罪文を掲載するように」「レビューには虚偽が記載されており、虚偽が広まった」と書かれた手紙が届きました。
彼女が不満を述べた口コミは既に削除済み。彼女は削除をしていないため、シトラー氏はホテルに対し、ホテルがそれを削除するためにホテル予約サイトに連絡したかを質問し、またホテル予約サイトが口コミを書いた彼女の身元をホテルに伝えたのかを質問しました。
※agodaでは口コミにはファーストネームが表示されます。
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