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映画「キネマの神様(God of Cinema)」が、タイの映画館で2022年3月10日5月12日より公開されます。タイ語タイトルは「แด่ภาพยนตร์ที่ฉันรัก(デーパーパヨンティーチャンラック)」。
「キネマの神様」は、人気小説家・原田マハによる「キネマの神様」を山田洋次監督が映像化した、松竹映画100周年記念作品。当初、ダブル主演の1人は志村けんさんでしたが、撮影中の2020年3月に新型コロナウイルスによりご逝去。沢田研二さんが代役を務め、作品の完成となりました。
なおタイの映画館での鑑賞は、映画館によっても違いますが、全席指定で200バーツ(約700円)ほど。上映回により、オリジナル音声版か、タイ語吹替版を選べる場合が多いです。
無類のギャンブル好きなゴウ(沢田研二)は妻の淑子よしこ(宮本信子)と娘の歩(寺島しのぶ)にも見放されたダメ親父。
そんな彼にも、たった一つだけ愛してやまないものがあった。
それは「映画」−−− 。
行きつけの名画座の館主・テラシン(小林稔侍)とゴウは、かつて映画の撮影所で働く仲間だった。
若き日のゴウ(菅田将暉)は助監督として、映写技師のテラシン(野田洋次郎)をはじめ、
時代を代表する名監督やスター女優の園子(北川景子)、
また撮影所近くの食堂の看板娘・淑子(永野芽郁)に囲まれながら夢を追い求め、青春を駆け抜けていた。
そして、ゴウとテラシンは淑子にそれぞれ想いを寄せていた。
しかしゴウは初監督作品の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。
ゴウは撮影所を辞めて田舎に帰り、淑子は周囲の反対を押し切ってゴウを追いかけて行った・・・。
あれから約50年。歩の息子の勇太(前田旺志郎)が、古びた映画の脚本を手に取る。
その作品のタイトルは、『キネマの神様』。それはゴウが初監督の時、撮影を放棄した作品だった。
勇太はその脚本の面白さに感動し、現代版に書き直して脚本賞に応募しようとゴウに提案する。
最初は半信半疑で始めたゴウであったが、再び自身の作品に向き合う中で、
忘れかけていた夢や青春を取り戻してゆく−− 。
これは、“映画の神様”を信じ続けた男の人生とともに紡がれる
愛と友情、そして家族の物語。
[監督]
山田洋次
[脚本]
山田洋次 朝原雄三
[原作]
原田マハ「キネマの神様」(文春文庫刊)
[主題歌]
「うたかた歌」RADWIMPS feat.菅田将暉(Muzinto Records/EMI)
[配給]
松竹株式会社
[ウェブ]
https://movies.shochiku.co.jp/kinema-kamisama/
[出演]
沢田研二 菅田将暉 永野芽郁 野田洋次郎/リリー・フランキー 前田旺志郎 志尊淳 松尾貴史 広岡由里子 北山雅康 原田泰造 片桐はいり 迫田孝也 近藤公園 豊原江理佳 渋谷天笑 渋川清彦 松野太紀 曾我廼家寛太郎 北川景子 寺島しのぶ 小林稔侍 宮本信子
©2021「キネマの神様」製作委員会
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