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ゾウにクマにサル、ヒョウにトラにバクなど多くの野生生物が生息するタイですが、アフリカのサバンナを走るシマウマは、動物園にでも行かなければ見ることは出来ません。しかしタイの寺院や街角の祠には、タイにはいないシマウマが祀られているのを良く見かけます。
バンコク・ラプラオ通りソイ3の入り口で見た祠には、それはそれは大量のシマウマの人形が祀られていました。サバンナに行っても、これだけの数のシマウマを見ることは出来ないでしょう!
そこで誰もが思う疑問が「なぜタイにいないシマウマが祀られているの?」ということ。という訳で、早速調べてみました。
タイの祠にシマウマが祀られている理由は、いくつか説があるようです。
1つ目の説は「シマウマと横断歩道の模様が同じなので、交通安全のために祀られている」というもの。横断歩道がある場所は安全運転を心がけるため、シマウマが交通安全の象徴になったのだとか。
2つ目の説は「売り上げを伸ばしたいシマウマの彫刻工場の策略」。「バレンタインデイはチョコレート会社の策略」や「土用の丑の日は平賀源内の策略」的な説ですね。チョコと鰻は事実のようですが、シマウマは果たして?
3つ目の説は「タイ語のマーライ<มาลัย 、花飾り>とマーラーイ<、ม้าลาย、シマウマ>を間違えた」というもの。偉い僧侶が花飾りを飾るように言ったところを、間違えてシマウマを飾ってしまったことがはじまりとのこと。または、バンコクのエラワン祠で中国人が100個の花飾りを祀るところ、マーライとマーラーイの間違いで、シマウマを100体祀ってしまったのがはじまりという話もあるようです。
他にも説はあるようですが、その真相は?
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