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タイ保健省アヌティン・チャーンウィーラクーン大臣は2021年12月11日、ナコンパノム県で開催された大麻イベント「Kick of メコン川の畔の大麻(Kick of กัญชาริมโขง、Kick of ガンジャーリムコーン)」に参加しました。
このイベントは、人々が収入を補うために大麻を栽培・加工することを奨励し、それにより経済と農業観光を活性化させることを目的としています。
そこでアヌティン大臣は、政府が法律の下で麻薬植物のリスト(カテゴリー5)から完全に大麻を削除した後、大麻の商業生産、特に医療用を促進すると明らかにしました。
以前タイでは、大麻の葉、茎、根だけが合法的に使用することが出来ましたが、12月9日に発効された最新の法的修正は、花やつぼみも含めて全ての部分が合法的に使用されることを許可しているとのこと。保健省は今後、完全に合法化されたクラトムと共に大麻も、国の新たな換金作物として生産の促進を加速させる計画です。
なお、テトラヒドロカンナビノール (THC) を0.2%以上含む大麻抽出物のみが、世界保健機構が設定した基準である麻薬物質とみなされていると大臣は語りました。
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