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12月10日はタイの「憲法記念日」。2021年は金曜日になるため、土日がからんで3連休となります。新型コロナウイルスの制限も緩和されてきている中、旅行に出かける人も多いのではないでしょうか。
1932年(タイ歴2475年)12月10日、当時シャム(สยาม Siam)という国名だったタイで、はじめて憲法が公布されました。この日が「憲法記念日」とされています。
同年6月24日に軍事クーデターを起こした人民党は、プラチャーティポック王(ラーマ7世)に迫って憲法「シャム王国統治憲章」を公布させました。この時からタイでは議会制民主主義の政治制度が導入されたのです。
タイにおける立憲主義の歴史は、ラーマ 7 世(プラジャヒポック王)治世下の人民党による1932年の立憲革命に始まるとされる。この「革命」は、官僚による宮廷革命とでもいうべきものであるが、人民党によって起草されたタイ最初の立憲主義憲法である仏暦2475年シャム王国統治憲章(1932年)は、シャム王国を絶対王政から立憲君主制へと移行させるものであった。同年12月には、仏暦2475年シャム王国憲法(全68ヶ条)が制定され、この憲法(1932年憲法)によって王族の政治関与は明確に否定された。
[Materials] Constitution of the Kingdom of Thailand 著者 孝忠 延夫
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