海外で売春強要、人身売買ネットワークのタイ人女5名を逮捕

©กองสารนิเทศ สำนักงานตำรวจแห่งชาติ

タイでは度々、マッサージの仕事があると海外に誘われ、到着後にパスポートを取り上げられ、監禁され、売春を強要されたというタイ人女性に関するニュースが報じられます。先の9月には、UAEのドバイからSNSで助けを求めたタイ人女性が救出され、帰国しています。（参照 タイ人女性がドバイで売春強要の被害、SNSで助けを求めて無事帰国）

タイ警察は2021年12月4日、タイ人女性を海外に誘い売春を強要させる人身売買ネットワークの5人の女を逮捕したと発表しました。

逮捕された女らはブローカー的な役割で、高い報酬が得られるとタイ人女性を海外で働くように誘うなどし、海外に到着したタイ人女性は売春を強要させられていました。

発表によると過去1年間で、騙されて海外に渡った300人～400人が救出され、その殆どがマッサージ店で売春を強要されていました。中には1日7人もの客を取らされていた例もあるとのこと。

なお売春強要被害の多いUAEの3都市は、アジュマーン、ドバイ、ラスアルハイマです。

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