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プラユット・ジャンオーチャー首相は2021年11月23日、電線と通信線を整理し、地中化する取り組みを強化するように国家放送通信委員会(NBTC)に指示しました。タイ首相府のタナコン・ウォンブンコンチャナ報道官が明らかにしています。
タイ名物(?)とも言える、ごちゃごちゃとした電線に注目が集まったのは、先の10月のこと。かつて『グラディエーター(Gladiator)』でアカデミー主演男優賞を受賞した俳優のラッセル・クロウ氏が映画の撮影でバンコクを訪れた際に、自身のTwitterに電線の写真を投稿し、大きな話題になりました。
Bangkok dreaming… pic.twitter.com/t3kjFMV4W4
— Russell Crowe (@russellcrowe) October 13, 2021
そんな中でプラユット首相が、電線と通信線の地中化の取り組みを強化するように指示しました。
タイでは、バンコクやパタヤ、プーケットなどの一部地域では電線と通信線の地中化が既に行われています。2017年には、「バンコクの電線・通信線を2022年までに地中化する計画」と伝えられましたが、間もなく2022年を迎えようとする現在でも、ほとんど地中化は進んでいないように感じます。プラユット首相が改めて指示したことで、この取り組みは一気に進んでいくのでしょうか。
なお、「プラユット首相が電線・通信線の地中化取り組み強化を指示」とのニュースを見たラッセル・クロウ氏は、「ファンタスティック!とても素晴らしいニュースだ!今でもタイが恋しいよ・・・」とTwitterに投稿しています。
Fantastic news.
Yes. I still miss Thailand. https://t.co/0KQaRbna8z
— Russell Crowe (@russellcrowe) November 23, 2021
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