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タイは医療大麻が解禁され、一部では家庭での栽培も許可され、街のあちこちで大麻入りの料理も販売されるようになりました。しかし依然として許可無しでの所持・使用や、嗜好品としての使用などは禁止となっています。
タイ警察パタヤ署は2021年11月7日未明、無許可でピックアップトラックに大麻を積み、運搬していたとして、56歳のタイ人の男を逮捕しました。
11月6日にノースパタヤビーチでは「パタヤ音楽祭2021」が開催されており、警察官は会場周辺のパトロール中に、駐車中のバンコクナンバーのトラックに積んであった大麻を発見。「パタヤ音楽祭」終了後の7日午前1時半頃に、トラックに戻ってきた運転手を逮捕しました。また車内から、乾燥大麻も見つかっています。
警察の取り調べに対して運転手は、大麻が違法であることを認め、「パタヤ音楽祭に出演のカラバオを見に来た」「カラバオファンに大麻を渡したかった」「会場で吸うつもりはなかった」と供述しています。
カラバオとは、間もなく結成40年になる人気のバンドで、代表曲の一つに「ガンジャ(กัญชา )<タイ語で大麻の意味>」があります。
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