タイ特別捜査局「韓国などでのマッサージの仕事の誘いは人身売買の可能性」

©タイ王国法務省特別捜査局

タイ王国法務省特別捜査局（The Department of Special Investigation：DSI）は2021年10月29日、マッサージの仕事があるとタイ人女性を騙してUAE・ドバイへ向かわせ売春させたとして、タイ人の女を人身売買の容疑で逮捕しました。（参照 タイ人女性がドバイで売春強要の被害、SNSで助けを求めて無事帰国）

容疑者は、マッサージ店で高収入が得られると多くのタイ人女性を誘ってUAEに送り、UAEに到着後にパスポートを奪い、渡航費などの借金を返済するためという名目で、奴隷状態にして売春を強要していたと考えられています。

9月には、被害に遭ったタイ人女性がSNSで助けを求め、救出されてタイに帰国しています。

特別捜査局は、事件をさらに調査し、事件に関与した外国人に対して法的措置を取ると表明しています。

特別捜査局はまた、海外、特に韓国、マレーシア、UAE、バーレーンで高収入のマッサージの仕事があるとの誘いを信用しないように警告しました。

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