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JR 西日本SC開発株式会社は2021年10月29日、タイのザ・モール グループと、両社の持続的発展に向けた包括的な協力並びにザ・モール グループに対するテナント紹介コンサルティングを内容とする包括業務提携契約を締結したと発表しました。
具体的にはJR 西日本SC開発が、タイ国内における売上高で 2 番目(非上場企業としてはタイ国内最大)のデベロッパーであり、「ザ・モール」「サイアム パラゴン」「エムクオーティエ」といった商業施設を運営するザ・モール グループに、アジア市場で支持が高い日本のテナントを紹介することを主な業務内容とするものとのことです。
■タイ・モールグループとの包括業務提携契約の締結及びコンサルティング事業の開始について|JR 西日本 SC 開発株式会社
■ザ・モールグループについて
1979 年創業。現地 NO.2 の小売・商業施設会社。バンコク主要箇所にて百貨店・SC を展開。バンコク随一の施設「サイアム パラゴン」の運営の他、バンコク BTS(モノレール)プロンポン駅前に展開中の既存施設「エンポリアム」「エムクオティエ」に今回開発予定の「エムスフィア」(2023 年開業予定)を加え、「エム・ディストリクト計画」を推進中。
■JR 西日本SC開発の業務内容
JR 西日本SC開発がザ・モールグループと締結する包括業務提携契約に基づき、ザ・モールグループの現地商業施設に相応しい候補となる日本のテナントに関する情報提供並びにザ・モールグループとの商談サポートにより、ザ・モールグループの施設作りのサポートを行うと共に、日本テナントの海外進出支援を行うものです。
■スケジュール(予定)
2021 年 10 月 包括業務提携契約締結、コンサル事業開始
2023 年 12 月 新規開発施設「エムスフィア」開業(当社紹介予定のテナントの開業)
◇ ザ・モールグループについて ◇
■会社概要
会社名 THE MALL GROUP CO.,LTD.
創 業 1979 年
本社所在地 タイ国バンコク市
代表者 クリングサック タンティフィポップ
運営施設数 13 箇所
■主要施設
(モールグループ単独による施設)
① エンポリアム
延床面積:約 20 万㎡
開業時期:1997 年
最寄駅 :BTS プロンポン駅
概 要 :モールグループとして初めての高感度層をターゲットとした百貨店業態として開発。現地富裕層や海外観光客が訪れる旗艦店
② エムクォティエ
延床面積:約 25 万㎡
開業時期:2015 年
最寄駅 :BTS プロンポン駅直結
概 要 :プロンポン駅を挟んでエンポリアムの向かいに SC 業態として開発。
日 系 テ ナ ン ト で は ユ ニ ク ロ 、BEAMS、紀伊國屋書店等。螺旋状のレストランフロアが特徴。
③ エムスフィア(開発中)
開発概要:隣接する EmQuartier, Emporiumと併せ、EmDistrict Project を完成させるものとして計画
施設概要:米国有数のエンターテイメント会社である AEG(アンシュッツ エンターテイメント グループ)と提携したアジア初の音楽施設 EmLive(6,000人収容)を上層階に誘致、中層階~下層階を SC として開発
延床面積:約 25 万㎡
総工費 :約 250 億円
開業時期:2023 年秋 予定
最寄駅 :BTS プロンポン駅
(デッキにて接続予定)
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