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タイCOVID-19状況管理センター<CCSA>は2021年10月29日(金)、バンコク、プーケット、クラビ、パンガーの4都県で、11月1日からレストランでのアルコール提供の禁止を解除すると発表しました。それを受けてバンコク都は、アルコール提供ができるレストランの基準を発表しています。
10月30日(土)のバンコク伝染病委員会の会議で、バンコク都内でアルコールが提供できるレストランの条件が決定しました。
発表によると、アルコールが提供できるレストランは、タイ国政府観光庁の「アメージングタイランド健康安全基準(SHA)」基準に合格していることが条件。さらに提供ができるのは21時までとなります。パブ、バー、カラオケなどの娯楽施設は引き続き閉鎖されたままになります。
タイ国政府観光庁によると、10月29日現在、「SHA」基準に合格しているバンコクの施設は3,368。そのうちレストランは1,350店です。
「アメージングタイランド健康安全基準」とは「Amazing Thailand Safety and Health Administration」のことで、略称はSHA。タイの観光業界の水準と信頼を高めることを目的として、観光業及びサービス業を対象に導入されたタイ国政府観光庁(TAT)による認定制度です。重要事項は以下の5点。
●保健省公衆衛生局の疾病管理による新型コロナウイルス感染症管理ガイドラインに厳密に従う。
●地域と観光客の双方向交流及び地域性を維持しながら、観光施設などの開発計画や運営手続きに関して旅行者の安全性を確保できるような基準を設ける。
●ホームステイやロッジ、土産物店、レストランなどの観光業及びサービス業は衛生面や衛生設備の基準を設ける
●地域と施設の利便性や清潔さ及び安全性を保つようにし、車やバス、航空機などを含む移動手段の安全衛生基準を保つ。
●観光客の安全性や安全手順について観光従事者が自信を持てるような基準を維持する。
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