超大型の台風18号「コンパス」がタイの天候にも影響

フィリピン・ルソン島で9人が死亡するなど大きな被害を出した、超大型の台風18号「コンパス」。タイ時間2021年10月12日午後4時現在、台風18号は南シナ海にあり、時速25kmで西方面へ進んでいます。

台風18号は、10月13日から14日にかけて中国の海南島を通過し、ベトナム北部に上陸し、その後15日には熱帯低気圧に変化する見込みです。

タイでは台風18号と南西モンスーンの影響で、降雨量が増加することが予想されます。東部の一部の地域では非常に激しい雨が降る可能性があり、北部の下層部、東北部の下層部、中部、南部（西海岸）の各地域では局地的な大雨が予想されています。

またアンダマン海やタイ湾では強い風が吹く可能性があります。波の高さは、アンダマン海とタイ湾上層部で2～3メートル、湾下部で2メートル程度、雷雨時では3メートル以上となります。