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タイ政府は、2021年10月1日からチョンブリ・ペチャブリ・プラチュワップキリカーン・チェンマイで、10月15日からはバンコクで、新型コロナウイルスワクチン接種済み旅行者の受け入れを開始すると伝えられています。
しかし、マヒドン大学医学部長のプラシット・ワタナーパー医師は、住民のワクチン接種率が低いことから、タイはまだ開放の準備ができていないと警告。準備が整うまで、開放の時期を1ヶ月遅らせるべきと主張しています。
プラシット・ワタナーパー医師は延期させる理由として、「サンドボックス」が行われているプーケットでは殆どの住民がワクチン接種を受けているにもかかわらず、ここ数週間は毎日200人以上の陽性者が報告されていることからもわかるように、感染が拡大する可能性があるためと話しています。
さらに、チュラロンコン大学医学部のティラ・ウォラタナーラット医師は、タイ政府に対し、国内の感染率を悪化させる可能性があるため、10月からの開放計画を延期するよう要請しました。ティラ・ウォラタナーラット医師は、開放地域では6〜8週間後以降、陽性者数が大幅に増加すると予想しています。
なお、ティラ・ウォラタナーラット 医師が勧める開放時期は、2022年の第1四半期とのことです。
また、2人の医師は共に、ワクチンや薬に耐性のある新しい変異株が出現する可能性についても懸念を示しています。
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