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タイ警察は北部ピサヌローク県ヌンマプラーンで2021年8月16日、長年の確執があった男性(67歳)を射殺したとして、仏教瞑想センターの責任者である僧侶(41歳)を僧籍剥奪後に逮捕しました。
各報道によると男性を射殺した元僧侶は、現場に駆けつけた警察官に銃を渡し、罪を認めています。
元僧侶は、3年ほど前にウッタラディット県の寺院からピサヌローク県の仏教瞑想センターに招かれ責任者に就任。それ以来、仏教瞑想センターに隣接する土地の所有者である被害者の男性と、長らく確執が続いていたとのこと。
この日も元僧侶と被害者の男性が激しく口論しており、怒った元僧侶が被害者の男性に向けて銃を放ったと目撃者が証言しています。
僧侶たちは、僧衣をまとっている限りは逮捕され得ず、寺院も家宅捜査をされ得ない。捜査令状は、僧院に対しては発せられず、僧侶に対する逮捕令状あるいは証人として呼び出す召喚令状も発せられないのである。
ソンポン・スチャリクル著「タイ法と仏教法」(訳 齋藤 洋)より
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