タイでは9割がデルタ株

タイ保健省医療科学局 （กรมวิทยาศาสตร์การแพทย์、Department of Medical Sciences）は、タイで蔓延している新型コロナウイルスの90％が、デルタ株であることを明らかにしました。2021年8月11日にタイ国営メディアNNTが伝えています。

医療科学局長によると、同局は毎週新たな新型コロナウイルス陽性者を調査しており、先週調査された1,632のサンプルの内、91.9％にあたる1499がデルタ株、7.9％にあたる129がアルファ株、0.2％にあたる4がベータ株でした。

タイでは急速にデルタ株が主流となり全県で見られるようになった一方、アルファ株は最終的に存在しなくなると医療科学局長は述べました。ベータ株については南部のみで、他の地域に広まっていません。現在、ナラティワートに354人、プーケットに4人、パッタルンに1人のベータ株陽性者がいますが、デルタ株とは異なり、ベータ株は拡散が遅く、封じ込めが容易とのことです。

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