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タイではフランス大使館とスイス大使館、そして中国大使館が、年齢制限などはあるもののタイ在住の自国民へのワクチン接種を行っています。当然在住日本人からも、日本大使館にも在住日本人に対してワクチン接種をして欲しいとの要望が出ているのですが・・・。
加藤勝信官房長官は2021年7月16日午前の定例会見で、海外在住日本人へのワクチン接種についての質問に回答しました。官房長官は「大使館での接種は、多くの国で外国人が別扱いになっていないこと、医療行為という言葉の性質上、ワクチン接種も現地の保健政策や法令に基づいて行うべきものであること、大使館の医務官は任国の医師免許を有しておらず、任国において医療行為を行うことが出来ないことなどで、在外公館によって在留邦人に対するワクチンを接種することを広く実施することはさまざまな課題がある」として、大使館でのワクチン接種については否定しています。
なお8月1日からは、海外在住日本人が一時帰国してファイザー製ワクチンを接種する取り組みが開始されます。(参照 一時帰国でファイザー製ワクチン接種、接種可能時間・場所などが決定)
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