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タイ王国法務省特別捜査局(The Department of Special Investigation:DSI)によると2021年6月21日、麻薬取引をしていたターク県の家族全員を逮捕。5000万バーツ相当の資産を差し押さえました。
発表によると特別捜査局の捜査員は、麻薬シンジケートのネットワークに関連すると思われる不正な金融取引を行っていた家族を発見しました。
2013年以降、年間平均5億バーツが彼らの銀行口座に流れ、時には12億バーツに達したこともありました。しかし納税の記録がないことから、麻薬シンジケートの資金洗浄を行っているのではないかと疑われており、6月21日にターク県の家の家宅捜索を実施し、資産の差し押さえを行いました。差し押さえになった資産の総額は、約5,000万バーツでした。
1. ノンタブリ県、ターク県、プラチュワップキーリカーン県の住宅と土地、合計5区画
2. 車両:11台の車とトラックと3台のオートバイ
3. 対象者とその家族の銀行口座、合計約30口座。
4. ゴールドジュエリーと時計の数
なお捜査は拡大しており、他の関係者も麻薬取引やマネーロンダリングに関与したとして、資産を差し押さえる可能性もあるとのことです。
タイではマネーロンダリングに効果的に対処するために、議会は1999年に新しいマネーロンダリング防止法を制定しました。この法律は、マネーロンダリングを犯罪として扱うとともに、犯罪に関与した資産を没収する資産没収制度を設けています。
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