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新型コロナウイルス感染拡大で、需要が少なくなった今でこそあまり出会わなくなりましたが、タイには悪徳と言われても仕方のないタクシーが少なからず存在します。乗車拒否、メーター使用拒否、高額要求、醜悪な態度などなど・・・。
そんな中Facebookユーザーのタイ人男性が2021年5月30日、バンコク・ドンムアン空港で乗車した悪徳タクシーの夫婦についての投稿をし、大きな話題になっています。
投稿によるとタイ人男性は、ドンムアン空港から乗車し、サムットサコン県まで行くように求めました。通常メーターを使用すれば350バーツほどで到着するとのこと。結局タイ人男性は、悪徳タクシーに800バーツを請求されることになるのですが、この日は最初からタクシーの様子がおかしかったようです。
ドンムアン空港から乗車したそのタクシーには、なぜか助手席には運転手の妻が座っていました。そして運転手からのタイ人男性への最初の質問が「給料はいくら?」だったのだそうです。また走行を始めてもメーターを使用する様子がないので理由を聞いてみると、「どのタクシーも同じ」と運転手は答えたのだとか。運転手はタイ人男性がサムットサコン県出身で度々空港からタクシーを利用することを知らず、嘘を言ったのです。
明らかに悪徳タクシーだと判断した男性は、タクシーを止めるように頼みましたが、タクシーは目的地まで行くと主張しました。埒が明かないと考えたタイ人男性が警察に電話をする振りをしたところ、助手席にいた運転手の妻が怒鳴り始め、800バーツを支払うように要求したのだとか。
タイ人男性はその様子を、自身のFacebookに投稿。大きく拡散され、全国的なニュースになったのでした。
なおバンコクのタクシーでメーターを使用しないことが許されるのは、長距離のときのみ。その場合は必ずメーターを使用しない運賃が伝えられます。
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