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自家用車をタクシーとして使用するGrabなどのタクシー配車アプリのサービスは、長らくグレー、あるいは違法と考えられてきましたが、今後合法化されるようです。
タイ内閣は2021年5月25日(火)、タクシー配車アプリによるサービスで、自家用車の使用を認める規制案を承認しました。
運輸省サックサヤーム・シットチョーブ大臣によると、7人乗りまでの自家用車でタクシーとして営業することを認める規制案は、1ヶ月以内に陸運局が実施計画を最終的に決定し、法令化される予定とのこと。
新たな規制案の承認を受けてタクシー運転手協会は、6月2日に国会議事堂や陸運局の事務所に集まり、抗議文を提出する予定です。
タクシー運転手協会によると、タクシーはこれまで規制に沿って1600cc以上のエンジンを搭載した高額な車を購入したり、その他の様々な厳しい条件に沿うために多額の費用をかけているにも関わらず、その費用の半分ほどで自家用車がタクシーに参入するのは不公平であるとのこと。規制案が公正なものであれば問題はなく、タクシーとして使用する自家用車にもタクシーと同様の規制をするべきと主張しています。
現在、タイには約83,000台のタクシーが登録されているといいます。
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