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タイ東部チョンブリ県のパタヤ市はタイ国政府観光庁(TAT)と協力し、2021年第4四半期までに新型コロナウイルスワクチン接種を受けた外国人観光客を検疫なしで迎えるための「Pattaya Move On」観光スキームを、タイCOVID-19状況管理センター(CCSA)に提案する予定です。
パタヤ市長は5月26日、パタヤ市とタイ国政府観光庁とが協力して、バーンラムン地区とサタヒップ地区を中心に地元の観光地を復活させるための、「Pattaya Move On」の計画を明らかにしました。
「Pattaya Move On」の計画は、出身国で認証されておいるワクチンを1年以内に接種した外国人観光客を迎えるというもの。12歳~18歳は渡航前72時間以内の陰性証明が必要で、12歳未満はそれも不要ですが、常に保護者と行動を共にする必要があります。
到着後は、バンラムンとサタヒップの2地区のみにあるSHA(安全衛生管理局)認証のホテルに宿泊することが義務付けられ、パタヤ市が指定したエリアのみを移動することが出来ます。5日目に新型コロナウイルス検査が行われ、陰性であれば7日目に自由に旅行が可能になるとのことです。
10月の観光ハイシーズンまでに「Pattaya Move On」を開始するには、7月末までにバングラムン地区とサタヒップ地区の人口の少なくとも70%にワクチン接種を配布しなければなりません。市長によると、外国人観光客の主なターゲットは、ドイツ人とロシア人です。
なおタイ南部プーケッでは、2021年7月1日から「プーケットサンドボックス」がスタート。ワクチン接種を受けた外国人観光客の隔離検疫なしで受け入れる予定です。
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