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現在タイではアストラゼネカ社製、シノバック社製、ジョンソン・エンド・ジョンソン社製、モデルナ社製の4つ新型コロナウイルスワクチンが承認されています。タイ政府は年末までに、外国人を含めた人口7000万人の約7割にあたる約5000万人に、新型コロナウイルスワクチンを接種する計画です。
在タイ日本国大使館は5月18日、現在のタイにおける新型コロナウイルス・ワクチン接種に関する情報を公式サイトにて掲載しました。今後、外国人のワクチン接種登録方法についても情報が入り次第、掲載される予定とのこと。
なお一部情報では、ワクチン接種はタイ人優先のため、外国人の接種登録は8月以降からとも言われています。
以下に在タイ日本国大使館の情報を転載します。
新型コロナウイルスのワクチンについて、タイにお住まいの日本人の皆様のタイでの接種について、現時点での情報を以下ご参考までにお知らせします。皆様を含めタイに在住する外国人の新型コロナウイルス・ワクチン接種の登録方法等の詳細については、新たな情報が得られ次第お知らせします。
1,タイ政府は、現在、2021年末までに5千万人(タイ人口の約70%)への新型コロナウイルス・ワクチン接種を完了することを目標に掲げています。タイ政府が現時点で使用承認しているワクチンは、シノバック、アストラゼネカ、ジョンソン&ジョンソン及びモデルナの4種類です。このうち、現時点で接種されているワクチンは、シノバック及びアストラゼネカです。
2,タイ政府は、5月6日の新型コロナ対策本部(CCSA)終了後の会見で、以下のとおり、国籍を問わず、外国人を含め全ての人に新型コロナウイルス・ワクチンを接種する方針を発表しています。
「タイに居住する外国人が、タイ政府が無償で提供する新型コロナウイルス・ワクチンの接種を受けることができるかどうかについて、最近多くの質問を受けている。CCSAは、タイはワクチン接種プログラムに外国人を含めること、また、第一段階において、既にワクチン接種を受けた外国人もいることを確認した。初期段階で調達されたワクチンの供給が限られているため、タイは、ワクチンに対するアクセスを、最も脆弱なグループに優先せざるを得ない。これらのグループには、医療関係者、最前線で活動する者、高齢者、深刻な基礎疾患を有する者、高いリスクのある地域に居住する者が含まれ、これには移民労働者、保健ボランティアなどハイリスク・グループの外国人居住者も含まれている。ワクチン接種の第一段階は、既に2月に開始しており、5月に終了する。現在、タイは更に多くのワクチンを調達することに成功しており、6月に始まり本年末に終了するワクチン接種の第二段階は、ワクチン接種の対象を拡大し、一般の人々、公共部門で働く人々、また、外交団や国際機関、タイに居住する外国人も、リスクグループにおける属性に基づき、対象となる。保健省は現在、モバイルアプリや直接病院にコンタクトする可能性を含め様々なプラットフォームを通じて、外国人居住者の登録を促進するための作業を進めている。」
(注)タイにお住いの日本人の皆様におかれては、新型コロナウイルス・ワクチン接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方についてご理解いただいた上で、ワクチン接種を受けるかどうかご判断ください。
https://www.th.emb-japan.go.jp/itpr_ja/news_20210518.html
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