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受刑者が密集するなど劣悪環境と伝えられているタイの刑務所。中で一人新型コロナウイルス陽性者がいれば、大きく感染が広がる可能性は高いようです。
タイ法務省矯正局(Department of Corrections)は先の2021年5月12日、バンコクの2箇所の刑務所で、合計2,835人の受刑者が新型コロナウイルス陽性であったと発表。さらに5月14日には、バンコク・クロンプレム中央刑務所で新たに506人の陽性者を確認したと発表しました。さらに報道によると、各地の刑務所でも陽性者が確認され、5月12から16日までで、8つの刑務所の合計9,783人の受刑者の陽性が確認されているとのことです。
・チェンマイ中央刑務所 6,469人の受刑者のうち3,929人が陽性。
・バンコク特別刑務所 3,023人の受刑者のうち1,960人が陽性。
・中央女性矯正施設 4,488人の受刑者のうち1,039人が陽性。
・クロンプレム中央刑務所 8,088人の受刑者のうち1,016人が陽性。
・トンブリー特別刑務所 4,015人の受刑者のうち1,725人が陽性。
・チャチュンサオ中央刑務所 2,671人の受刑者のうち43人が陽性。
・中央特別治療矯正施設 5,876人の受刑者のうち12人が陽性。
・ノンタブリ刑務所 2,661人の受刑者のうち59人が陽性。
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