マスク着用義務化のタイ、違反者にスクワットの刑

タイ全土に広がる新型コロナウイルスの脅威。タイ東北部のコンケーン県も感染の危険が高い「レッドゾーン」に指定され、マスクの着用も義務化されています。

コンケーン県ナムポーン郡のとある市場でも新型コロナウイルス陽性者が確認され、拡大を阻止するために、マスクの着用をチェックする検問所が地元自治体により設けられました。

車やオートバイで市場を訪れた人々は、検問所で体温を測り、アルコールで手の消毒を行います。ほとんどの人はマスクの着用の規制にしてがっていましたが、中にはマスクを着用していない若者もいたようです。

現在タイではマスク着用の規則を破ったものには最高で2万バーツの罰金（初回は6000バーツ、2回目は1万2000バーツ）が科されることになっていますが、この検問所では罰金の代わりに、20回のスクワットを科しました。スクワットを終えた違反者には、マスクが与えられたそうです。また外は非常に暑かったため、体温が37.5度以上だった場合は飲み物を与えて休憩させ、改めて体温チェックをしたのだとか。

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