新型コロナ用の野戦病院に滞在ルール、ギャンブルや盗撮禁止など

©タイCOVID-19状況管理センター＜the Centre for Covid-19 Situation Administration：CCSA＞

2021年4月19日まで、6日間連続で毎日1000人を超える新型コロナウイルス陽性者が確認されているタイでは、病院のベッドが足りなくなっています。そこで各地に野戦病院が作られ、広いスペースに多数のベッドが並べれました。

そんな中タイ保健省疾病管理局は、野戦病院での滞在に関するガイドラインとルールを発表しました。万が一感染すれば野戦病院に入る可能性もあるため、ご確認ください。

★野戦病院滞在ガイドライン

・スプーンやフォーク、洗面用具、衣服、タオル、薬などの身の回り品は各自持参。

・たばこ、麻薬、アルコール、刃物、賭博用具の持ち込みは禁止。

・食事や野戦病院で提供すらため、外部からの持ち込みは禁止。

・患者は常に建物の中にいなくてはならない。外出禁止。

・ベッドの移動、交換は禁止。

・フェイスマスクを常時着用。

・毎日シャワーを浴びて着替える。

・他の人と一緒の食事や、グループ活動は禁止。

・整理整頓をする。

・症状が悪化 （発熱や咳）した場合は、すぐに医療スタッフに連絡。

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またタイ警察犯罪抑制課は、他の患者を盗撮し、本人の同意なくSNSに掲載したものは、プライバシー侵害で起訴される可能性があると警告しました。コンピュータ犯罪法によれば、盗撮した患者の姿をSNSに掲載して中傷や嘲笑をした者は、3年以下の懲役か20万バーツ以下の罰金、またはその双方が科される可能性があるとのことです。

先日は、野戦病院の女性患者が盗撮され、SNSに掲載されたことが問題になっていました。