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映画「007/黄金銃を持つ男」のロケが行われたことから「ジェームズ・ボンド島」とも呼ばれるタブー島。大きなくさびを海に打ち込んだような形の島で、人気の観光スポットになっています。
しかし「ジェームズ・ボンド島」は、構造と侵食などの影響により、地層の一部が崩壊する可能性があるとのこと。そこで2021年4月と5月に、これまで行われてこなかった島の構造的な存続可能性の詳細な評価が行われます。
タイ天然資源・環境省 鉱物資源局の副局長は2021年4月1日、タイ湾やアンダマン海の島で岩盤がいくつか崩壊したことを受けて、一連の島を構成する石灰岩のタワーカルストの安定性を評価することを発表しました。タイ南部のほとんどの岩石層は浸食の危険性が高く、すでに多くの岩石層が雷雨によって浸食されており、観光客の安全性に影響を及ぼす可能性があると説明しています。
2020年10月には、クラビ県ピピ諸島国立公園にあるタル島が、強風と高波の影響で一部崩壊。2021年2月には、サトゥーン県ムーコ ペトラ国立公園にあるカオヤイ島でも岩盤が崩れ、一時的に観光客の立ち入りが禁止されました。
“James Bond Island” in Phang Nga Bay to be assessed for stability.https://t.co/xMYPH6gnSd pic.twitter.com/DIBECsYuBD
— Thai PBS World (@ThaiPBSWorld) April 1, 2021
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